夏の夜の光
ドキッ…

その時私は心に暖かいものを感じた。

『うわぁ~…』

気づけば私はおもいっきり泣いていた。


『お~っ泣け泣け!おもいっきり泣いたらすっきりするぞ!』


貴斗はまた私を優しくなでた。

『最近泣いてなかったのに…ぐすっ』

涙は止まらなかった。
『俺の前で泣けるって事は俺はちょっと信用されてるんかぁ♪』

貴斗は少し嬉しそうに笑ったように見えた。
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