夏の夜の光
静かな空気の中…
私は
『貴斗は仲直りしやんでいいの?』


『えっ??』

貴斗は驚いていた。

私もなぜそんな事を言ったかわからない…
でも…貴斗が寂しそうだったから。


『貴斗はそれで良いの?裏切られるんが辛いのはわかるょ。でも…』

『いいんや!!なんでそんなこと言うねん!』
『貴斗が話してる時寂しそうやったから…』
『寂しくないわ!みかに俺の気持ちがわかるか!』

『分かるょ…私も親に裏切られてる。でも貴斗は会おうてすれば会えるじゃん!』


『!!…』

『意地張ってないで私には素直になってょ…』
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