夏の夜の光
『貴斗!?どうしたの!?』

『俺ほんまは怖かった…あいつらといた時楽しかったから戻りたいけど、また裏切られるんが怖かっただけやねん…』


私は貴斗の手を握って

『誰だって怖いことはあるよ!でも時間は止まらない。だから少しでも楽しめる人生にしなきゃね★』


貴斗はいつもより優しい顔でニコッと笑って

『そうやなぁ!ありがとお…いろいろ聞いてくれて…』


『ぜんぜんいいって!』

『ホタルきれいやなぁ…』

『うん…』
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