夏の夜の光
私は考えていた。

貴斗とずっと一緒にいる方法がないのかを…
『大阪かぁ…ちょっと遠いなぁ…』

いつものように一人言を話していた。


『はぁ~…』

ため息をついても貴斗といる時間が伸びる訳ではない。
でもなぜかため息がでてくる。
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