夏の夜の光
私は泣きつかれて知らない間に寝ていた。

コンコン―

『みかちゃん~ご飯要らないの?』

『要らない。』

『何かあったの?』

『何もないからほっといてよ!!』

『じゃあ食べたくなったら下に来なさいね』

おばさんはキッチンへ戻っていった。
< 90 / 114 >

この作品をシェア

pagetop