歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』
「はぁぁぁ~…。」
疲れた。
この疲れを忘れられるのは、歌っている時だけ…。
ボスっ…
私は、自分のベッドに倒れこむようにして横になった。
♪~♪~…
バックの中でいきなり携帯が鳴った。
ー…美紀かな。
画面を見ると、相手は予想通り美紀。
「ー…どしたの?」
「愛~?ぁたし♪明日さーぁ、1人人数足んなくて……合コンでてくんない!?!?お願い!!」
ー…合コン!?
「無理無理!!私、可愛い洋服なんかないし、メイクだって、そんな上手くないもん。」
「はぁー?愛、メイクは上手いでしょ!!洋服は私が貸す!決まり!!絶……っ対きてよね♪」
「ちょっ… ぶちっ。 」
ぁー…切れた。
合コンか…はっきり言ってめんどくさ。