歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』


神山君と玄関まで行き、私が自分のげた箱を開けると、たくさんの手紙が入っていた。



「はぁ…」


美紀や周りの女子からの卑劣ないじめ。夢であって欲しかったけど、その『シネ』『解散しろ』などの内容が、私に現実だと実感させた。


ひょいっ。


「んぁっ?!」


私の手から手紙をとり、ビリビリに破いて、神山君は自分の鞄に入れた。

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