歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』

「お…おはようございます。」


優も、私を見て一瞬固まった。


「愛?!なんでここに居るんだよっ?!」

「優こそ!!私は神山君に招待され…へ??」


ぶあつーい眼鏡を外した神山君は、優と一緒に入ってきた可愛らしい男の子とかなり似ていた。てゆーかそっくりだった。


「こいつら、双子のモデルだよ??」


優が説明してくれたけど…


えええええぇっ?!?!


信じらんない!!似すぎでしょ!!



「言い忘れてごめんね。俺の双子の弟の」

「神山正吾だよん♪俺っち、優の友達なんだよね!愛ちゃんでしょ?よろしくぅ♪」


ピタ♪



「「は???」」



ピタ♪…という音とともに、私と優の声がはもった理由。


< 122 / 321 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop