歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』
「お…おはようございます。」
優も、私を見て一瞬固まった。
「愛?!なんでここに居るんだよっ?!」
「優こそ!!私は神山君に招待され…へ??」
ぶあつーい眼鏡を外した神山君は、優と一緒に入ってきた可愛らしい男の子とかなり似ていた。てゆーかそっくりだった。
「こいつら、双子のモデルだよ??」
優が説明してくれたけど…
えええええぇっ?!?!
信じらんない!!似すぎでしょ!!
「言い忘れてごめんね。俺の双子の弟の」
「神山正吾だよん♪俺っち、優の友達なんだよね!愛ちゃんでしょ?よろしくぅ♪」
ピタ♪
「「は???」」
ピタ♪…という音とともに、私と優の声がはもった理由。