歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』
私は、ゆっくりと口を開いた。
「嫌じゃない。
朝のキスも嫌じゃなかった。
びっくりしただけ…
でもね、さっき隼人君にキスされたら…抱き締められたら心も体も拒否してた。
私ね、、、優がっ…」
本当に…一番言いたいことは言えなかった。
だって、優に口ふさがれてるんだもん。
優、、大好きだよ。
優は、私からそっと離れると、私の頭を撫でた。
「そっから先は言わせろ。
俺は、愛が好きだ。
出会った時から。一目惚れだった…。」