歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』





あ…





私の頭は、優の胸にある。
優が無理矢理私の頭を自分の胸に押し当てたんだ。



「…わかっただろ?緊張すんのなんて愛だけじゃねーよ!」


「優…」


「行くぞ!!今日は、最高の舞台にしてやる!!」



私は優から離れ、手を差し出した。


「手…繋いでくれるんでしょ?」


< 296 / 321 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop