歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』



「…もちろん。俺だけのお姫様。」


ちゅ…


優は、私が差し出した手を優しく包むと手にキスを落とした。


そんな恥ずかしいセリフと行動すら、優にはとてつもなくかっこよくて

私はまた優の虜になってしまった。





優は、私の手を握りしめて、私たちはその手を離すことなく舞台へと向かった。





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