歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』


「ぁー…。」

「はぁっ。はぁ…。へっ…へたくそ…なんかじゃないからっ!!!」


走ってきたのがよくわかる。
首すじには汗
息切れもしてる。


ー…そんな事を言うために走ってきたんだ…



「ぇ…」

「うまくて!!びっくりしたんだ!!君の名前をお…教えて?」




どきん





胸が鼓動を早める





「教えて…くれない?」


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