歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』
しーん…
「あのじじい、本気か?」
嬉しい反面、不安だった。
愛が了承してくれるなんて思わない。
困らせるだけだ…
「本気でしょうね。優、あんたはやりたいの?」
「…ああ。愛次第だ。」
「ー…そう。じゃあ、決まりね。」
「…。」
「黙ってないで行くわよ。」
「どこへだよっ…」
何も言わずマネージャーは、バックと携帯をつかんでドアから出て行った。
はぁ…。
しょーがねぇな。