歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』
「おい。」
俺は機嫌悪そうに呟いた。
「なによ。」
「なぁ、、、なんでここで張り込みしてんだよ…?」
着いたのは、とある高校の前。下校時間だからか、たくさんの学生が行き来している。
その高校の門で、つまんない刑事ドラマのように張り込んでいる俺とマネージャー。
俺の姿がバレはしないが、流石に居心地は悪かった。
けど、そのなかで俺は見つけた。
ギターを持って出てきた愛に。