歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』
「…ぷっ♪『うぉっ』って…可愛くない叫び声だな」
桜井優は、爆笑。
私は、、、
「…さいあく。」
「愛ちゃん。私は優のマネージャー。よろしくね。」
桜井優のマネージャーさんは運転席に乗り込みながら私に笑顔を向けた。
…そんな悪い人じゃないのかも。
「今から場所変えるわよ。それまで、大まかに愛ちゃんに説明しといて。」
マネージャーさんの鋭い眼差しは桜井優に向けられていた。
「ああ。わかったよ。…愛、一回離れてもいいかな。」
「あ!?すみません…。」
私は、桜井優にだきついたままの姿勢だったのだ。今更ながらめちゃくちゃ恥ずかしい…