歌姫~♂王子と姫♀のLast love~『完』
side、優


俺の隣でちょこんと座っているのは紛れもなく愛。

その目わまっすぐ俺を捕らえていた。

「いきなりひっぱって車に乗せて悪かったな。」
「ううん!…いや、うん。」

「ははっ!正直だな。」

「だって、私今から公園に「そのことなんだけど、愛はもっと大舞台で歌ってみたいと思うか?」
「え…」

愛は答えにつまっている。遠回しに言うのも嫌だから単刀直入に聞いたー…


「なあ、俺と組まないか?」


< 93 / 321 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop