いない君に手紙を書く。
なのに、あたしの頭から君が離れないのはなんででしょう。
君があたしの頭に住み着いてるのかな。
少し、嬉しい、という気持ちだけど、
ちょっと、違うような。
不思議、な気持ち。
ほら、まただ。
また、芽生えた。
君ってほんと。
好きになりそうになる・・・ね。
あ、それとね。
君に、ブレスレットとネックレスを買ったんだ。
ちゃんと男用だよ。
ずっと、丁寧にしてるからね。
ずっと、丁寧に扱ってあげるからね。
永遠に、ね。
――――
――――――――
『知ってた?
あたし、三年間、学級委員だったんだ。
君は知ってるかな。
ずっと、同じクラスだったんだよ。
覚えてるかな。』