親愛なる君が人魚であるはずがない


「レンちゃん…聞こえてるよ、あとその語り口調なんなの?」


困り眉をさらに困らせたのは姫の親友で魔女のユーリです。



「紹介ありがとうね、カレンちゃんは一体なんの遊びを始めたの?」


「や、誰も聞いてくれないから暇になって」


「カレンちゃんはよくわからないよ」



私がこんなふざけたことをしているのには理由があります。
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