親愛なる君が人魚であるはずがない


「そろそろ私にお願いすることあるでしょ?」


「は?何だっけ?大学のレポートは自力でやったし…」


「メタいこと言わないの。私に脚が欲しいって言わなきゃ」


「あー、それね」


私は人魚姫です。


最近自宅(城)に帰る途中で海に投げ出されて死にそうな王子様を助けました。


正直めんどくさかったけど運命がそうしろと示すので助けました。


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