臨死体験
気付くとそこは暗いトンネルだった。 『この道は一体どこに続いているのだろう』出口の見えないトンネルを歩いてゆく。 しばらく歩いくと、光が差しているのが見える。そこを目指しひたすら進む。ぱっと 視界が開けて、辺り一面に花畑が広がっている。『とっても綺麗』それにいい匂いもする。 花畑の先に目をやると、大きな浅い川が流れていた。その向こう岸に誰かがたっているのが見える。 その誰かがたかしに 、おいでおいでと手招きしてくるのだった。 川へ歩きだし川の手前まで来ると、 『あちらがわにわたればとても気持ちがよくなる』なぜかそう思った。