彼氏様は俺様彼氏♡〜永遠のlove〜
*1章
雨の日の夜。
ザーザーと降る雨の中
木の下で雨宿りする私。
私、二ノ宮 夏弥(にのみや なつみ)
17歳、高校2年生。
季節は六月で梅雨時期に入り、雨の日が続く。
それでも、この街は夜になると賑わう街だ。
どこかって?
それは、飲み屋街。
私は今日、初めてこの街に来て
ある人に会いに行くと決めた。
雨が降るとは天気予報で言っていたけど、家を出るときは降っていなくて傘を持ってくるのを忘れた。
みごとに途中で雨が降り始め、最初はポツポツだったのにだんだんと雨の強さは強まり雨宿りすることにした。
はぁ、ついてないな〜。