私の隣〜小さな天使〜
昔はあんなに小さかったのに今じゃ綺麗なお姉さん。


って私おばさん化してきた!?



「お姉さんはじめまして。
 深津楓(フカツカエデ)っていいます。」


この挨拶もやっぱり私じゃなくて蜜華にしてる。


驚いてるのは私だけじゃなくて優も。



「楓…?
 何してるの?。」


「挨拶。」


「誰に?」


「優の姉貴に。」


『馬鹿…』と優が小さく呟いた。



「あっひめきたぁ!」

「ひめきたぁ!」


変な空気の中に飛び込んできた可愛い我が子たち。


寂しかったのか紫音も鈴音も私にピッタリとくっついている。


< 25 / 63 >

この作品をシェア

pagetop