私の隣〜小さな天使〜
「蜜華さんは中も外もお変わりないですね〜」


私の時と似たような話が繰り広げられた後,楓が煎れてくれたお茶とともにケーキを食べる


楓はと言うと席を立とうとしたのだが李雨の好奇心によりこの場に留まらざるを得なくなった



「優ちゃんの彼氏とはね−
 よく憂さんが許してくれたねっ」


嫌味でも何でもなく,心の底から感心している李雨に私と楓は苦笑い,そして蜜華はもちろん爆笑


初対面の日の事を李雨たちに話したことは言うまでもない



「あ−楓,紫音たち見ててくれる?」


このままも可哀相かと思い助け舟を出すけど,け−ちゃんの言葉によって無にされる



「憂さんと蜜華さんの子供見たいですっ」


この一言により,楓はキャーキャー騒いでいる天使たち3人を連れてまたこの場所へと戻ってきた


結構人見知りの激しい子たちなんだけど,楓には懐いてるんだよね


紫音なんて勘違いしたりもあったのに不思議ね…


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