秘密の初恋
午後の授業はまったく集中できなかった。


放課後 亜子が
「昼休み なにがあったの??」って聞いてきた

わたしは 連絡先を交換したのが夢だと思って
ケータイを開いて連絡先を確認した。

「……やっぱり ある。」

「そりゃあさっき交換したんだからあるでしょ!」

「え、でも 夢だと思ってた。だって、え? あのZFだよ。嘘ってしか思えないよ」


「もなか 焦りすぎ。 いっかい落ち着いて整理しよう、ファミレスでも行こ。」

「う、うん。」


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