元カレバンドDX
3人目。
エピソード③on bass 充晴
【2020@廊下~車の中】
ミーティングが終わり、ロビーに出たあたしと風太は、自動販売機の前でじゃんけんをした。
「はい、勝ち~!!風ちゃんのおごりね」
「陽愛ちゃん、じゃんけん強いよ~」
(あたしが強いのは、じゃんけんだけじゃないけどね♪)
なんて思いながら、風太が買ってくれたメロンソーダーに口をつけた。
風太から飲み物をもらうたび、最初にライブハウスで出会ったことを思い出してしまう。
「初めて会ったライブハウスとか懐かしくない?」
「だね~!!まだあるのかね~!!」
風太は無邪気に笑いながら、コーラを飲んだ。
風太とは、昔の想い出を楽しく話せるほど仲は良好だ。
「元カレ」から「友達」に変化できた唯一のつわものでもある。
「あ、そういえば、好きな子とはうまくいってるの?」
「ん~微妙なんだよね~どうしよう……」
「じゃあ、今度思いきってうちらのライブに招待したら?」
「あ、それいいよ!ナイス陽愛ちゃん!」
ミーティングが終わり、ロビーに出たあたしと風太は、自動販売機の前でじゃんけんをした。
「はい、勝ち~!!風ちゃんのおごりね」
「陽愛ちゃん、じゃんけん強いよ~」
(あたしが強いのは、じゃんけんだけじゃないけどね♪)
なんて思いながら、風太が買ってくれたメロンソーダーに口をつけた。
風太から飲み物をもらうたび、最初にライブハウスで出会ったことを思い出してしまう。
「初めて会ったライブハウスとか懐かしくない?」
「だね~!!まだあるのかね~!!」
風太は無邪気に笑いながら、コーラを飲んだ。
風太とは、昔の想い出を楽しく話せるほど仲は良好だ。
「元カレ」から「友達」に変化できた唯一のつわものでもある。
「あ、そういえば、好きな子とはうまくいってるの?」
「ん~微妙なんだよね~どうしよう……」
「じゃあ、今度思いきってうちらのライブに招待したら?」
「あ、それいいよ!ナイス陽愛ちゃん!」