元カレバンドDX
「もしもし!?みっつー!?」
飛びつくように電話に出て、勢いよく話し掛けた。
「昨日電話とLINEしたのに、寝てたの!?」
「あぁ、わりぃ」
「ふーん、まぁいいけど……それよりさ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、あのブログの記事なあに?なにかあったの?」
「…………」
妙な沈黙が流れるのが、すごく心地悪かった。
「……好きな人ができた」
「はい!?!?!?」
充晴の衝撃的な告白は、あたしを驚きと動揺の渦の中に巻き込んだ。
「どういうこと!?」
しかし、それでいて「やっぱり勘は当たったでしょ?」と、もうひとりの自分が耳元でささやくのを感じた。
「ねぇ、聞いてる!?意味がわかんないんだけど!?」
飛びつくように電話に出て、勢いよく話し掛けた。
「昨日電話とLINEしたのに、寝てたの!?」
「あぁ、わりぃ」
「ふーん、まぁいいけど……それよりさ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、あのブログの記事なあに?なにかあったの?」
「…………」
妙な沈黙が流れるのが、すごく心地悪かった。
「……好きな人ができた」
「はい!?!?!?」
充晴の衝撃的な告白は、あたしを驚きと動揺の渦の中に巻き込んだ。
「どういうこと!?」
しかし、それでいて「やっぱり勘は当たったでしょ?」と、もうひとりの自分が耳元でささやくのを感じた。
「ねぇ、聞いてる!?意味がわかんないんだけど!?」