貴方との奇跡
「俺さあ。茜と行きたい所があるんだよ。俺ともう1度だけデートしてくれない?」



大輔とデート。

大輔格好いいし口上手いから彼女位いるでしょう。


「彼女に悪いから良いよ。」


「俺!?彼女いないし。茜は彼氏出来た?」



大輔彼女いないんだ。

以外。


別れてすぐに作ったと思ってた。


「仕事に生きてたから。いる訳ないじゃん。」


「同じだ。」


赤信号でちょっと止まり笑顔を見せて来た。



「明日仕事休みでコールもないんだろう。デートしよう。」


てか何で私の勤務知ってるの!?


まあ。


私の勤務表見て大輔に教える事出来る人間は1人しかいないけど。



「・・・・良いよ。」


「じゃあ決まり。明日、迎えに来るから。」


「・・・うん。」


明日は大輔とデート。



私は寝れなかった。



あの時と同じ。



初めて、2人で水族館へ行った時と・・・。
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