貴方との奇跡
でも、今なら理解出来る。



自分の限界。




認めたくないけど認めないと。


そして、中山先生の事・・・・。






「気持ちはうれしいけど。私、中山先生の事はやっぱり同僚としか見れません。チャラいけど中山先生と一緒に仕事するのは大好きです。的確な指示は出してくれるし。二人で良く緊急呼ばれる事も嫌いじゃあないです。」


そう・・・。

私は同僚としか見れない。



それは大輔にはない感情。


「だから、中山先生の気持ちは受けとれません。ごめんなさい。」




私は頭下げた。


どんな気持ちで私に逢いに来たか。


「頭上げて。木村の事困らせる為に来たんじゃあないから。最近から解ってたよ。こうなるの。」


そして続けて私に語りかけて来た。
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