貴方との奇跡
中山先生は立ち上がり大輔の前に立って話出した。


「先生。木村の事よろしくお願いいたします。木村の事幸せにして下さい。」


中山先生は大輔に頭を下げた。


「いいえ。こちらこそ。色々俺達の事でご迷惑お掛けしました。必ず幸せにします。」



そんなやり取りが終わると中山先生は帰って行った。






どうしよう。


私も記憶が無い事を話しをされても困る。




それも私、大輔の事を叫んでたの。


そして・・・・。


大輔がいる前で話さなくても良いでしょう。



あのチャラ男・・・。



帰ったら文句言ってやる。



「何に考えてるの。」



気づくと大輔は椅子に座り私の頭を撫でて来た。


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