両想い大作戦‼
Stategy 5
もうこれは作戦ではない。
ただ継続してるだけ…。
彼女を引退してから一言も話してない。
話す事が見つからない。
変わったのは見た目だけ…。
恋はリタイアしてしまった。
作戦はない。
結局は傷つきたくなくて逃げた。
一度逃げるとまた戻るのには時間がかかる。
さえとななには「賢人オススメだよ‼」
いやいや…ないない。
小学校から一緒で「ガキ大将」みたいな賢人。
好きになったこともない。
賢人も before after とかバカにしてくるし無理‼
制服のポケットの中で震えるケータイ。
メールかぁ…母からのお使いかな?
「航大くん…」
何?
「放課後話せる?」
「部活あるから少しなら…」
「教室で」
「わかった」
何?突然…何を言われるのか怖くて、早退したい。
聞きたいような、聞きたくないような。
私が乗り越えるべき壁だ…。
授業なんて一つも覚えてない。
無駄に時間が過ぎていった。あっという間に。
一放課後一
航大くんの方に歩いていった。
「話しって何?」
「上手く言えないけど…ブーいないとつまんない」
つまんないって何?
一パシッ一
「私がどんな気持ちでいたかわかる?苦しくて、どうしようもない気持ち抑えてるのに…つまんないって何?私は航大くんの何?寂しくて…苦しいよ…」
言ってしまった。
だけど…スッキリした。
泣きながら叫んだりしちゃったけど。
航大くんは固まってしまってた。
返事を聞かず教室を後にした…。
部活…部活…。
言いたいこと言えばやることにも少しは集中できた。
この調子‼
バカにするなと言わんばかりにスマッシュ打った。
よし‼決まった‼
あんな男、嫌いになれたらどんなにラクだろう。
それでも好きなのは、嫌いになれないのは何で…。
航大くんのいいところ…顔。
それ以外何にも知らない。
でも詮索は禁止。
一体あの生体はどうなっているのか…。
理解不能だ…。
部活の帰り道…
航大くんの姿が視界に飛び込んできた。
何でいるの?
私は下を向いて通り過ぎようとした時…
「待って‼」
平手打ちに怒ってますか…。
私は立ち止まった。
「さっきはごめん…」
「もう…いいよ。私こそ…ごめんね」
「俺…最低だよな?」
「最低だね」
「だよな…でも俺はこういう男だから」
「私はどうしていいかわかんない…」
「どうもしなくていいじゃん」
「じゃぁ…何でここにいるの?何で関わるの?」
「理由ないとダメ?」
ダメじゃない…?
「私…バカだから航大くんの事嫌いになれない」
「じゃぁ、彼女になる?」
「それは、私を好きって事?」
「違う…」
航大くんは簡単に私の気持ち動かせたのに…私は航大くんの気持ちを動かせない…。
見た目は変わった…。
それだけ…。
今までの努力は意味をもつのかな?
「それじゃ…寂しいよ…」
「ブー次第だから…考えといて…」
やっぱり理解不能。
普通は好きになったら付き合うものでしょ?
特別な感情がなくても付き合えるの?
そんな寂しい関係ってある?
そういう事がさらっと言えちゃうイケメン…。
見た目は清純なのに…。
友達と話してる時は楽しそうによく笑う。
笑うと目がなくなっちゃうくらいくしゃって笑う顔はやさしさで溢れてるのに…。
背も高いし、モテるし、何も私じゃなくたっていい。
航大くんは私に問題ばっかりだしてくる…
その解答はあるの?
見えないよ…。
私には難題だ…。
航大くんの攻略法誰か教えて。
彼女になったらいつか両想いになれますか?
両想い大作戦…崩壊です。
ただ継続してるだけ…。
彼女を引退してから一言も話してない。
話す事が見つからない。
変わったのは見た目だけ…。
恋はリタイアしてしまった。
作戦はない。
結局は傷つきたくなくて逃げた。
一度逃げるとまた戻るのには時間がかかる。
さえとななには「賢人オススメだよ‼」
いやいや…ないない。
小学校から一緒で「ガキ大将」みたいな賢人。
好きになったこともない。
賢人も before after とかバカにしてくるし無理‼
制服のポケットの中で震えるケータイ。
メールかぁ…母からのお使いかな?
「航大くん…」
何?
「放課後話せる?」
「部活あるから少しなら…」
「教室で」
「わかった」
何?突然…何を言われるのか怖くて、早退したい。
聞きたいような、聞きたくないような。
私が乗り越えるべき壁だ…。
授業なんて一つも覚えてない。
無駄に時間が過ぎていった。あっという間に。
一放課後一
航大くんの方に歩いていった。
「話しって何?」
「上手く言えないけど…ブーいないとつまんない」
つまんないって何?
一パシッ一
「私がどんな気持ちでいたかわかる?苦しくて、どうしようもない気持ち抑えてるのに…つまんないって何?私は航大くんの何?寂しくて…苦しいよ…」
言ってしまった。
だけど…スッキリした。
泣きながら叫んだりしちゃったけど。
航大くんは固まってしまってた。
返事を聞かず教室を後にした…。
部活…部活…。
言いたいこと言えばやることにも少しは集中できた。
この調子‼
バカにするなと言わんばかりにスマッシュ打った。
よし‼決まった‼
あんな男、嫌いになれたらどんなにラクだろう。
それでも好きなのは、嫌いになれないのは何で…。
航大くんのいいところ…顔。
それ以外何にも知らない。
でも詮索は禁止。
一体あの生体はどうなっているのか…。
理解不能だ…。
部活の帰り道…
航大くんの姿が視界に飛び込んできた。
何でいるの?
私は下を向いて通り過ぎようとした時…
「待って‼」
平手打ちに怒ってますか…。
私は立ち止まった。
「さっきはごめん…」
「もう…いいよ。私こそ…ごめんね」
「俺…最低だよな?」
「最低だね」
「だよな…でも俺はこういう男だから」
「私はどうしていいかわかんない…」
「どうもしなくていいじゃん」
「じゃぁ…何でここにいるの?何で関わるの?」
「理由ないとダメ?」
ダメじゃない…?
「私…バカだから航大くんの事嫌いになれない」
「じゃぁ、彼女になる?」
「それは、私を好きって事?」
「違う…」
航大くんは簡単に私の気持ち動かせたのに…私は航大くんの気持ちを動かせない…。
見た目は変わった…。
それだけ…。
今までの努力は意味をもつのかな?
「それじゃ…寂しいよ…」
「ブー次第だから…考えといて…」
やっぱり理解不能。
普通は好きになったら付き合うものでしょ?
特別な感情がなくても付き合えるの?
そんな寂しい関係ってある?
そういう事がさらっと言えちゃうイケメン…。
見た目は清純なのに…。
友達と話してる時は楽しそうによく笑う。
笑うと目がなくなっちゃうくらいくしゃって笑う顔はやさしさで溢れてるのに…。
背も高いし、モテるし、何も私じゃなくたっていい。
航大くんは私に問題ばっかりだしてくる…
その解答はあるの?
見えないよ…。
私には難題だ…。
航大くんの攻略法誰か教えて。
彼女になったらいつか両想いになれますか?
両想い大作戦…崩壊です。