【完】俺のこと、好きでしょ?
入学した時に友達と話す奈帆に一目惚れ。
それからというもの、クラスが違うから、奈帆のクラスに友達を作って無駄にそいつの所に通った。
意味もなく遊びに行って、奈帆の近くにいって奈帆に俺の存在を知ってもらいたかった。
2年の時、奈帆と同じクラスになった時は、クラス表の前で1人ガッツポーズをした。
隣の席になったらわざと教科書忘れたフリして奈帆と席をくっつけて見せてもらったりもした。
奈帆に告白された瞬間、三年間の楽しかった思い出が全部思い浮かんできた。
でも、一番最後に思い浮かんだのが、暗い教室で1人で泣いてる奈帆だった。