私たちの物語
皐月~はじめまして~
はじめましてはとても緊張した。

知り合いから、1匹の小さな子猫を貰った。
猫の写真を見せてもらったり、その人から色々話を聞いた。
親を説得して許しを得た。今日から新しい家族だ。
子猫は先月生まれたばかりでまだ小さい。

その子は、茶色と黒と白の混ざった三毛猫だった。背中を観ると虎にも見える。
名前を考える時たくさん悩んだんだよ。
友達からも色々提案された。
ココア、樽ちゃん、チロルなどなど…
私は見た目で名前を決めた。
ある、キャラクターの虎に似ていたから
『五虎(ごこ)』と名付けた。

初めての我が家に、緊張したのかな?たくさん探検して、可愛い声で「ニャーニャー」って不安そうに鳴いていた。そりゃそうだよね。まだまだお母さんに甘えたいよね。
だったら、私が沢山愛情をあげよう!
自然とそう思えた。

見た目に反して結構無邪気で元気な女の子。
女の子なのに五虎というセンスの欠片も無い名前つけてとか思ったと思うけど虎みたいな子なんだ。
隅っこで丸まってショボンってしてた。
買ってきた猫じゃらしで誘ってみた

私「五虎(ごこ)遊ぼ?」

尻尾がフラフラしてる……

私(お!来るか?くるか?)

構えた……

私(そして...ダッシュ!)

このいつくるかのドキドキがたまらなくなる。やっぱり猫じゃらし好きなんだね(笑)
しばらく猫じゃらしで遊んであげたら、ぐったりしちゃってそのまま爆睡しちゃった。

私「これからよろしくね。五虎(ごこ)」

五虎は小さく「ニャー」と鳴いて、そのまま夢の中に入っていった。



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