最期の時間を君と共に
「お邪魔します」
「いらっしゃい、サユリちゃん!」
夜の8時頃、サユリがやって来た。母さんはいつになくテンションが高い。ハイテンションのまま、サユリさんと話しはじめる。
「ゆずき、迷惑かけなかったかしら?」
「ええ、むしろ助かっちゃったの。飾り付けにご飯に……」
「あら。それはよかった」
2人とも玄関で楽しそうに話している。早く中に入れてあげなよ、とため息を吐く。
「母さん、早くサユリさん中に入れてあげなよ。寒いじゃん」
「ああ!ごめんなさいね……。あ、誓、ゆずきちゃん呼んできてあげて!」
「はーい」
ゆずきは、サユリさんとは別で昼過ぎに家に来た。学校は休んだようだ。月曜日は行ってくれたようだし、良しとした。……珀のことだから、すぐに行動にうつすだろうと考えた俺は、月曜日に告白するとよんだのだ。だから、月曜日だけは……と行かしたのだが、どうなったのだろう。珀にLINで訊いてみたものの返事こないし、ゆずきには訊きづらいし。
「いらっしゃい、サユリちゃん!」
夜の8時頃、サユリがやって来た。母さんはいつになくテンションが高い。ハイテンションのまま、サユリさんと話しはじめる。
「ゆずき、迷惑かけなかったかしら?」
「ええ、むしろ助かっちゃったの。飾り付けにご飯に……」
「あら。それはよかった」
2人とも玄関で楽しそうに話している。早く中に入れてあげなよ、とため息を吐く。
「母さん、早くサユリさん中に入れてあげなよ。寒いじゃん」
「ああ!ごめんなさいね……。あ、誓、ゆずきちゃん呼んできてあげて!」
「はーい」
ゆずきは、サユリさんとは別で昼過ぎに家に来た。学校は休んだようだ。月曜日は行ってくれたようだし、良しとした。……珀のことだから、すぐに行動にうつすだろうと考えた俺は、月曜日に告白するとよんだのだ。だから、月曜日だけは……と行かしたのだが、どうなったのだろう。珀にLINで訊いてみたものの返事こないし、ゆずきには訊きづらいし。