最期の時間を君と共に
この世に完璧が存在すればできた話なのだ。でも、存在しない。なのに、なぜ?なぜ、人間は完璧を求めるのだろう。“完璧にしなさい”と。言ってる人間だって分かっているのだろう?完璧が存在しないことくらい。不思議だ、不思議でたまらない。自分の思い通りにいく世界、だけは望まない。相手の思い通りにいく世界にもなってほしいと思う。そうしたら、当たり前のように矛盾が生まれる。だから、“1つのストーリー”にしなかったらいい。2つ、3つ、つくればいい。そうして、自分が望む世界のストーリーを選べばいい。完璧だ。皆、自分の思い通りになるストーリーを選ぶのだから。
だが、実際どうだろう。ここで2つ目のストーリーをかくのは不可能なのだ。この世界は誰の思い通りにすすんでいるのだろう。俺でもなくて、珀でもない。俺たちにとっては不完璧な世の中だ。
「うわああああ!」
分からなくて、悲鳴をあげるんだ。
だが、実際どうだろう。ここで2つ目のストーリーをかくのは不可能なのだ。この世界は誰の思い通りにすすんでいるのだろう。俺でもなくて、珀でもない。俺たちにとっては不完璧な世の中だ。
「うわああああ!」
分からなくて、悲鳴をあげるんだ。