最期の時間を君と共に
「うそ?それは嬉しいなぁ。笑うだけで癒されてくれるの」

くすくす、と小さな笑いをこぼす。

「俺も、ゆーちゃんの笑顔好きだよ。なんかさ、太陽みたい」

「はーくんも?……こんなに好きって言ってもらえるのは、素直に嬉しいなぁ。太陽かぁ……。私、眩しすぎてみえないのかな?」

なんてね。そう言って、太陽の笑顔があらわれた。眩しい。つい、目を細めてしまった。

「うん、眩しい。つい、目を細めちゃうくらいに」

「えぇ、冗談でしょ。でも、ありがとうね」
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