最期の時間を君と共に
「まぁ、誓が戻ってきてくれたのは本当に嬉しいわ!さ、ゆずきちゃん、サユリちゃん、パーティーしましょ!」

パンッ、ヤヨイさんの手を叩く音が響く。

「なに言ってんだ、ヤヨイ。そんな急に言われても困るだろう。サユリさんだって、ご飯の準備ができているだろ」

ヤヨイさんをとめにかかるケイさん。

「ごめんなさい、ヤヨイちゃん……」

ケイさんの言う通りのようだ。

「私のほうこそ、ごめんなさい……。またしましょ!誓がいるときにねっ」

「そうね!」

じゃあ、とお母さんが席を立った。続いて、私も席を立つ。
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