君の隣で花が散る
「だって迷うじゃない、こんなにいっぱいあったら」
「迷ったらとりあえず自分の手の中に“ポイっ”って感じか」
「ちゃんと厳選して半分くらいに減らしたわよ」
「もともとはこれの二倍もあったのか?! おそろしい」
れおが大げさに怖がって見せる。
「しょうがないじゃない、こういうもんよショッピングって」
あんまりショッピング行ったことないけど、私は虚勢を張った。
「ふーん」
意味深長にれおが私を見る。
「なによ」
「なんでもない」
そう言ってれおが歩き出した。
「どこ行くの?」
「飯」
ふとショッピングモールの壁に掛けられている時計を見てみると、長針も短針も12時をとうに超えていた。
そういえばお昼ご飯がまだだった。
お腹が空いている。
私はお腹に手を当てた。
あー、早くお昼ご飯を食べたいなっ。
ショッピングモールのフードコートにはどんなものがあるのかなーっ!
「いこー、れおっ!」
私は軽い足取りフードコートに向かった。
「うわ、やっぱ単純だなお前」
「なんか言った? れお」
「別に」
洋服選びは一旦休憩にしよう。
ー・ー・ー・ー
フードコートには私の食欲をそそるには十分すぎるものばかりだった。
バーガーショップのファーストフード系のものや、うどんやどんぶりなどがっつり系、アイスやクッキーなどデザートも、どれもこれもおいしそうだった。
「どれにしよ......」
迷うな......。
私って優柔不断なのかな。
「迷ったらとりあえず自分の手の中に“ポイっ”って感じか」
「ちゃんと厳選して半分くらいに減らしたわよ」
「もともとはこれの二倍もあったのか?! おそろしい」
れおが大げさに怖がって見せる。
「しょうがないじゃない、こういうもんよショッピングって」
あんまりショッピング行ったことないけど、私は虚勢を張った。
「ふーん」
意味深長にれおが私を見る。
「なによ」
「なんでもない」
そう言ってれおが歩き出した。
「どこ行くの?」
「飯」
ふとショッピングモールの壁に掛けられている時計を見てみると、長針も短針も12時をとうに超えていた。
そういえばお昼ご飯がまだだった。
お腹が空いている。
私はお腹に手を当てた。
あー、早くお昼ご飯を食べたいなっ。
ショッピングモールのフードコートにはどんなものがあるのかなーっ!
「いこー、れおっ!」
私は軽い足取りフードコートに向かった。
「うわ、やっぱ単純だなお前」
「なんか言った? れお」
「別に」
洋服選びは一旦休憩にしよう。
ー・ー・ー・ー
フードコートには私の食欲をそそるには十分すぎるものばかりだった。
バーガーショップのファーストフード系のものや、うどんやどんぶりなどがっつり系、アイスやクッキーなどデザートも、どれもこれもおいしそうだった。
「どれにしよ......」
迷うな......。
私って優柔不断なのかな。