黒猫の香音(前編)
立て続けに褒められ、満更でも無い様子を誤魔化すかの如く手元の焼酎を呑み干す。
「いや、本当の事だ、竹内ちゃんみたいなのが彼女だったら毎日楽しくなりそうだな。」
そう言われついにリミッターが外れる_
気付けば馨は隣に座り水谷の腕に寄り掛かっていた。
「!?どうした?」
少し動揺する水谷。
「…好き。」
「え?」
酒の力と今までの想いに全てを掛ける。
やっと言えた、もう…どうでも良いや。
「いや、本当の事だ、竹内ちゃんみたいなのが彼女だったら毎日楽しくなりそうだな。」
そう言われついにリミッターが外れる_
気付けば馨は隣に座り水谷の腕に寄り掛かっていた。
「!?どうした?」
少し動揺する水谷。
「…好き。」
「え?」
酒の力と今までの想いに全てを掛ける。
やっと言えた、もう…どうでも良いや。