犬系男子に振り回されてます…






人通りが少ない3階の階段。



独りで居れるには、ラッキーな場所だ。



やっとゆっくり読める。



閉じていた本を適当に開いた。




「ふぁー、どこまで読んだっけ?」




眠くなって思わず、あくびが出る。



逆に静か過ぎて眠気に襲われるや、これ。




「あれ?美咲じゃね?」




ページをめくっていると上の方から、聞き覚えのある声がした。




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