犬系男子に振り回されてます…






「どうして?そうだ、天音さんの知らないから知りたいな俺」




誤魔化すように笑いながら言う。



笑えばいいと思って、話を変えるなぁ…っ。




「絶対に教えないから…」

「えー…それは残念だなぁ。じゃあ、いつでも連絡してね」

「ちょ…!」

「また明日ね、天音さん」




に、逃げられた…。



結局メモを受け取ったまま、返せなかった。



まぁー…こんなの後で捨てればいっか。



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