上司な同期は激甘サンタ
「江藤、ちょっといい?」
目立たないように声をかけられて、一緒に廊下に出た。
「その様子だともうメールは見た?」
静かに問いかけられると、頭がグチャグチャなのに、冷静な声が聞こえ出た。
「移動の話だよね?なんで本人に内示もなく、いきなり通達が出てるの?」
キツイ口調になってしまった。
でもどんどんクエスチョンマークが浮かぶ。
「私はアシスタントだから自分で担当をもってるわけじゃないし、部署移動だけだから引越しが必要ななわけでもない。
でもね、本人に事前説明もなくいきなりってなんで?」
「ん、ごめん。ちょっと事情がある人事異動でさ。それにきっと江藤なら引き受けてくれると思って。俺が江藤を推したんだ。
事後承諾になって申し訳ないんだけど、説明は移動してからにさせてくれないかな。」
「でもさ、人事でしょ?私、ずっと営業だったのにいきなり人事って‥‥自信もないし。」
目立たないように声をかけられて、一緒に廊下に出た。
「その様子だともうメールは見た?」
静かに問いかけられると、頭がグチャグチャなのに、冷静な声が聞こえ出た。
「移動の話だよね?なんで本人に内示もなく、いきなり通達が出てるの?」
キツイ口調になってしまった。
でもどんどんクエスチョンマークが浮かぶ。
「私はアシスタントだから自分で担当をもってるわけじゃないし、部署移動だけだから引越しが必要ななわけでもない。
でもね、本人に事前説明もなくいきなりってなんで?」
「ん、ごめん。ちょっと事情がある人事異動でさ。それにきっと江藤なら引き受けてくれると思って。俺が江藤を推したんだ。
事後承諾になって申し訳ないんだけど、説明は移動してからにさせてくれないかな。」
「でもさ、人事でしょ?私、ずっと営業だったのにいきなり人事って‥‥自信もないし。」