上司な同期は激甘サンタ
へ?私、恋人いないですけど?
突然のセリフに戸惑う私に先に戻るわね、と言うとオフィスへの歩き出す。
未だ動けないまま山口さんを見送ると、木崎君に会釈して、行ってしまった。一瞬、私を振り返って悪戯っ子のように笑ってから。
木崎君は自販機でドリップコーヒーを買いながら、ボソリと言う。
「山口さん、もう大丈夫そうだな。」
コーヒーを取り、私の横に座るとホッとしたように続けた。
「ぶっちゃっけさ、会社からの処分はなんとか出来ても山口さん本人の気持ちは俺たちにはどうしようもなかったから。江藤と仕事して明るくなってくの見て、ホント感謝してたんだ。
やっぱり江藤に来てもらって良かったなって。
‥‥山口さんだけじゃなくて俺にとっても。」
最後の言葉は小さくて聞き取れず、えっ、と聞き返した。
木崎君は分かりやすく、はあっとため息をついて立ち上がり「お前もそろそろ戻れよ」と行ってしまった。
突然のセリフに戸惑う私に先に戻るわね、と言うとオフィスへの歩き出す。
未だ動けないまま山口さんを見送ると、木崎君に会釈して、行ってしまった。一瞬、私を振り返って悪戯っ子のように笑ってから。
木崎君は自販機でドリップコーヒーを買いながら、ボソリと言う。
「山口さん、もう大丈夫そうだな。」
コーヒーを取り、私の横に座るとホッとしたように続けた。
「ぶっちゃっけさ、会社からの処分はなんとか出来ても山口さん本人の気持ちは俺たちにはどうしようもなかったから。江藤と仕事して明るくなってくの見て、ホント感謝してたんだ。
やっぱり江藤に来てもらって良かったなって。
‥‥山口さんだけじゃなくて俺にとっても。」
最後の言葉は小さくて聞き取れず、えっ、と聞き返した。
木崎君は分かりやすく、はあっとため息をついて立ち上がり「お前もそろそろ戻れよ」と行ってしまった。