上司な同期は激甘サンタ
9.
簡単にナポリタンを作ってテーブルに運んだところで、玄関のチャイムが鳴った。
もう9時半を過ぎている。友達がプレゼンを贈ってくれたのかも、とも思うがこんな時間に宅配は来ないはずだ。
もう一度鳴ったチャイムに、恐る恐るはーいと返事をする。
「江藤、俺。開けてくれる?」
「え?木崎君、なんで?」
「会ってから説明するからさ。とりあえず開けて。外、めちゃくちゃ寒いんだ。」
慌てて玄関のドアを開けた私はそのまま固まった。
そこには、赤と白の帽子を被って抱えきれないほどの荷物を持った照れくさそうなサンタが、私を見て満面の笑みを浮かべていたから。
「メリークリスマス。それと誕生日おめでとう。」
もう9時半を過ぎている。友達がプレゼンを贈ってくれたのかも、とも思うがこんな時間に宅配は来ないはずだ。
もう一度鳴ったチャイムに、恐る恐るはーいと返事をする。
「江藤、俺。開けてくれる?」
「え?木崎君、なんで?」
「会ってから説明するからさ。とりあえず開けて。外、めちゃくちゃ寒いんだ。」
慌てて玄関のドアを開けた私はそのまま固まった。
そこには、赤と白の帽子を被って抱えきれないほどの荷物を持った照れくさそうなサンタが、私を見て満面の笑みを浮かべていたから。
「メリークリスマス。それと誕生日おめでとう。」