上司な同期は激甘サンタ
「木崎君ってさ、前に好きなコいたでしょ?」
走り出した車の中でワザと軽く聞いてみた。
数年前、同期からきいたコとはどうなったんだろう?付き合ってたの?そしたら、いつから私の事を好きになってくれたの?
軽くみせた探りに「なにそれ?」と返事をくれる。きょとんとした表情から、ホントに心当たりがないみたいだ。
「何年か前にさ、同期会で飲んでる時に聞いたの。すごく女の子らしいコの事が好きらしいって。」
少し歯切れ悪くなりながら言うと、予想外の答えが来た。
「ああ、それ。江藤の事だよ。」
はぁぁぁっ!?なんだそれ!嘘にしても、もう少し本当らしい嘘をついて欲しい。
疑問と不機嫌を全身で表すと、チラッとこっちを見た木崎君がクスクス笑った。
「いや、ホント。だって江藤、俺からしたら凄く女の子だし。
今もそうやってふくれてる顔、凄く可愛いしね。」
走り出した車の中でワザと軽く聞いてみた。
数年前、同期からきいたコとはどうなったんだろう?付き合ってたの?そしたら、いつから私の事を好きになってくれたの?
軽くみせた探りに「なにそれ?」と返事をくれる。きょとんとした表情から、ホントに心当たりがないみたいだ。
「何年か前にさ、同期会で飲んでる時に聞いたの。すごく女の子らしいコの事が好きらしいって。」
少し歯切れ悪くなりながら言うと、予想外の答えが来た。
「ああ、それ。江藤の事だよ。」
はぁぁぁっ!?なんだそれ!嘘にしても、もう少し本当らしい嘘をついて欲しい。
疑問と不機嫌を全身で表すと、チラッとこっちを見た木崎君がクスクス笑った。
「いや、ホント。だって江藤、俺からしたら凄く女の子だし。
今もそうやってふくれてる顔、凄く可愛いしね。」