上司な同期は激甘サンタ
‥‥ズルい。そんな優しい笑顔で言われたら信じてしまいそうだ。
それでももう少しだけ、反論してみる。
「でも、私、自分でも女の子らしくないって思ってるのに。高木君や他の同期にも言われた事あるし。」
「他の奴は見る目ないんだよ。江藤は仕事してる時も飲んでる時も凄く女の子らしくて可愛い。でもワザと強気な態度取って他のヤツ甘やかすから、みんな見過ごしちゃうんだ。」
目的地に着いたのか、駐車場に止めてこちらを向くと、蕩けそうな顔で言った。
「ペットボトルの紅茶飲んでホッとした時の顔とか、上手く書類が作れた時にニンマリ笑う顔とか、無防備でホント可愛い過ぎてヤバい。」
ボンっ!って音がするんじゃないかってくらい、全身赤くなった気がする。
蕩けそうな視線もその言葉も甘過ぎて、もう対処出来ない。
真っ赤に固まった私に微笑みながら車から降りた木崎君は助手席のドアを開けて私を下ろしてくれた。
それでももう少しだけ、反論してみる。
「でも、私、自分でも女の子らしくないって思ってるのに。高木君や他の同期にも言われた事あるし。」
「他の奴は見る目ないんだよ。江藤は仕事してる時も飲んでる時も凄く女の子らしくて可愛い。でもワザと強気な態度取って他のヤツ甘やかすから、みんな見過ごしちゃうんだ。」
目的地に着いたのか、駐車場に止めてこちらを向くと、蕩けそうな顔で言った。
「ペットボトルの紅茶飲んでホッとした時の顔とか、上手く書類が作れた時にニンマリ笑う顔とか、無防備でホント可愛い過ぎてヤバい。」
ボンっ!って音がするんじゃないかってくらい、全身赤くなった気がする。
蕩けそうな視線もその言葉も甘過ぎて、もう対処出来ない。
真っ赤に固まった私に微笑みながら車から降りた木崎君は助手席のドアを開けて私を下ろしてくれた。