上司な同期は激甘サンタ
差し出された手に体重を預けたら、そのまま引っ張られて木崎君の腕の中にスポンと収まる。

そのまま抱きしめられると、上から言葉が降ってきた。

「それに俺、社会人になってから好きになったの江藤だけだし。」



抱きしめられた体だけじゃなくて、心の中からも温かさが広がる。
それを伝えたくて、私は木崎君の背中に腕を回してギュッと掴んだ。


「美月。」


木崎君の声で呼ばれた自分の名前を愛おしく感じる。

木崎君といる事で、きっと少しずつ私は変わっていくだろう。でもそれは素敵な事だ。

木崎君の腕の中、私は幸せな未来を予感した。






fin.
< 73 / 73 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:373

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

白馬に乗った上司様!?

総文字数/28,048

恋愛(オフィスラブ)66ページ

表紙を見る
大人の恋をしませんか?

総文字数/5,766

恋愛(オフィスラブ)15ページ

表紙を見る
極上旦那様ととろ甘契約結婚
  • 書籍化作品
[原題]不器用で遠回りな純愛

総文字数/56,402

恋愛(純愛)133ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop