劇団物語
土曜日は夕方から見たいテレビがあったので、日曜日に。

 高校2年生の拓海と飯島は、どこのクラブにも所属していたないため、学校が終わればヒマなのだ。
 塾に通っているワケでも、家で勉強に勤しんでいるワケでもない。
 
 ただめんどくさいだけ。

 青春をムダに過ごす日々だった。

 しかし劇場といっても、以前そこは100均ショップが入っていたフロアーだった。
 いつの間にか閉店になり、いつの間にか劇場になってしまっていた。
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