10年越しの捻くれた恋

ショタコン





毎日同じことの繰り返しで
つまらない日々を送る
私の楽しみは毎週日曜日
彼を見ることができる
その一瞬だった。


話せなくてもいい
ただ彼の笑顔が見たかった。


そしてある日、気づいてしまった。


……もしや私って
ショタコン!?



笑い事じゃない!!!!

4つ下のそれも小学生。
まだランドセルを背負っている
小学生…。


「うん、気のせいだ。気のせい。
彼の笑顔があまりにも可愛いから
好きだと勘違いしてるのだ。
…そういえば不思議な子だよなぁ。
同年代の子と
子供っぽい遊びすればいいのに
子供の面倒をみて
心から幸せそうにする彼
本当に愛のある人なんだ
あぁ好きだなぁ…」

…はっ!!!


そうじゃなくて!!

自分の気持ちは確かなのに
誰にも言えない。
言っていいはずがない。
みんなに気持ち悪るがられる。
私は変なのだと。




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