僕は何度でも、君の名前を呼ぶよ。



フラッシュバック…とでもいうべきか。



二年前の事故の光景が…目の前に広がっている。




俺は宙にふわふわと浮いていて。




目の前には、俺そっくりな少年が、少女と仲むつまじく歩いている。


「──!!!」


瞬間、吐き気に襲われた。



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