道の果て・・
お互い入学式の日から
気になっていたこと。
クラスが離れて、会えなく
なったことをお互い、
寂しく思っていたこと。

そしてあの遅刻した日は
彼はずっと私が来るのを
あの会った場所で
待ち続けていたこと。

そんな話をして、2人の
距離はドンドン近づいて
いくことがわかった。

想い想われることの幸せを
私は初めてこの日、
知った。

私の初恋は、この夏祭りの日に
実ったのだった。




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